2008/7/7更新
シンポジウムの詳細・申込はこちらから (PDFファイル 217KB)
日本接着歯学会 庶務幹事
秋本尚武
鶴見大学歯学部 第一歯科保存学教室
平成20年5月24日(土)、日本接着歯学会の記念祝賀行事が二つ開催されました。一つは、本年4月の歯科診療報酬の改定により条件付きで接着ブリッジが健康保険に導入されたのに伴い,臨床家に接着ブリッジの正しい理解と技法に習熟していただくことを目的として、「2008年度緊急シンポジウム 接着ブリッジによる欠損補綴」と銘打った学術講演会、そしてもう一つは日本接着歯学会が平成20年4月1日より正式に認められた日本歯科医学会専門分科会への新規加入、および日本接着歯学会の設立25周年を記念しての祝賀会でした。
東京・平河町にあるシェーンバッハ・サボーで行われたシンポジウムには、187名の参加者があり、本テーマへの関心の高さがうかがえました。田上順次会長の「接着ブリッジの材料や技法,技術は本学会の会員が中心となり,発展させてきたものであり、今年度より保険導入されたことを機会に、接着ブリッジに関する正しい最新の情報を提供することが学会としての役割と考え,緊急シンポジウムを企画した」という開会の挨拶で始まり、安田 登副会長が座長となり日本接着歯学会の常任理事4名によるシンポジウムが始まりました。矢谷博文先生は「接着ブリッジ―文献からわかること―」、田中卓男先生は「接着ブリッジの基本的術式」、松村英雄先生は「接着ブリッジの適応禁忌と臨床成績」、最後に安田 登先生は「健康保険に導入された接着ブリッジ」の演題でそれぞれ講演をされ、各講演後には接着ブリッジに関する活発な質疑応答が行われました。そして最後に、諸星裕夫常任理事の閉会の挨拶でシンポジウムは無事に終了しました。
シンポジウム終了後、場所をグランドプリンスホテル赤坂別館グリーンホールに移し、「日本接着歯学会 日本歯科医学会専門分科会加入記念および学会設立25周年記念祝賀会」が執り行われました。日本歯科医学会専門分科会と認定分科会、歯科材料メーカー、出版関係などの来賓の方々、会員など100名近い出席者のなか、吉山昌宏常任理事による司会で祝賀会が行われました。千田 彰常任理事の開会の辞に引き続き、田上順次会長による会長挨拶の後、日本歯科医学会会長・江藤一洋先生からご来賓の方々を代表して、専門分科会加入に対する祝辞をいただきました。続いて長年にわたり本会の発展にご尽力いただきました歴代会長:二代目会長・細田裕康先生、三代目会長・内山洋一先生そして五代目会長・熱田 充先生からは、これまでの接着歯学会の成り立ちなどをはじめとするご挨拶をいただきました。そして江藤先生、田上先生、細田先生、内山先生、熱田先生の5名方が法被を羽織り、お祝いの鏡開きが行われ、田上先生による乾杯で祝宴が始まりました。和やかな雰囲気で祝賀会は進行していき、途中で祝電の披露、さらに名誉会員の山下 敦先生から、当日のシンポジウムのテーマでもあった、日本における接着性ブリッジの生い立ちについてお話をいただきました。最後に寺田善博常任理事より閉会の辞があり、盛況のうちに祝賀会は終了しました。